【ネットカフェでまた立てこもり】
埼玉のネットカフェでまた女性店員を
人質に立てこもり事件とのこと。
犯人は逮捕、「人生に嫌気がさした」
と供述しているとか。
犯人は氷河期世代ドンピシャであるこ
とや、以前にも立てこもり事件を起こし
て捕まっていること、ネットカフェの
危うい構造だとかいろんな切り口が
あるんだろうけど。
やっぱり「無敵の人」は無敵でどうに
もならん、というのが一番大きいかと
思う。
法律や警察はあくまで事件の後にとっ
つかまえて罰を与えてくれるもの。
お金もないし希望もない、大事な家族
や恋人もいない、楽しいこともないと
なれば罰なんか怖くないだろう。
いっときの欲を満たすために金を奪う
とか女性に乱暴する、あるいはこの事
件みたいに世間を騒がせてやろうと思
っても抑止力は働かない。
それなら中世みたいに残酷な刑罰にす
れば…って発想もあるけど、現実には厳
しいだろう。
捕まる前に自死を選ぶ可能性も上がる
し、そうなれば犯行はそれに見合う
凄惨なものになりやすい。
痛い刑罰イヤだし、どうせ死ぬから
ここまでやっちゃえ、みたいな。
けっきょく無敵の人が暴れないように
するには二つしかないと思う。
ひとつは昔のSF小説みたいに、頭に
チップでも埋め込んで悪い考えを起こ
したらロボットポリスが飛んでくるっ
てやつ。
もうひとつは「追い詰められる人、
無敵の人を減らす」という方向。
前者は時代が進めば技術的には可能だ
ろうけど、「ホントにそれでいいのか」
な感じは否めない。
となると後者が理想なんだけど、自己責
任論が邪魔になる。
いま勝ち組の人からしたら、「なんで
努力で成功した俺様が負け組を助けな
きゃいかんのか」になるだろうし。
「今は良くてもあなたも落ちこぼれる
かも」「無敵の人が増えたら理不尽に
あなたも襲われるかもよ」とかで危機
感を煽るしかないのかなあと思う。
皮肉なことに、こういう事件が
増えれば説得力は増すから。